19. 電話の英語表現を覚えよう

ABC Company. May I help you?
はい、ABC社です。ご用件をうかがいます。

Hello. Can I speak to Mr. Tashiro, please?
もしもし。田代さんをお願いします。

I’m sorry. I’m afraid he’s indisposed. Can I take a message?
すみません、田代は電話に出ることができません。伝言はございますか。

日本の会社に問い合わせの電話をすることがあります。

こちらが外国人だと気づくと、あわてて保留にし、英語が話せる人を探し回っているようです。英語が話せる人は、同僚から英語での応対を押し付けられているようですね。

電話口からその様子が伝わってきます。
I can hear the fear in their voice.

次の tips ヒントを参考にしてください。

電話の英語表現は、たいてい predicatable (予測可能)です。

電話をかけるときは、
May / Can I speak to…? や、
I would like to talk to … (…さんはいらっしゃいますか)、

受けるときは、
Hold the line, please. I’ll put you through. (お待ちください、おつなぎします)
といった、決まった表現が用いられます。

こちらから伝えるべき内容、質問、相手から尋ねられるだろうことに対する回答などを、 メモにリストアップしておけば簡単です。

問い合わせの電話をかける場合は
I would like some information about…や、
I would like to talk to someone about… と始めるといいですよ。

Don’t try to impress by speaking too quickly.
速いスピードで英語を話す必要はありません。

slowly and clearly (ゆっくりと明確に)話して、 理解してもらうことが重要です。

そして、相手の言っていることが分からなければ、もう一度、確認しましょう。

I’m sorry, one more time, please.

Could you say that again? と聞いてみてください。

POINT

アルファベットの音が電話で聞こえにくいものがあります。

名前を伝えるときなど、頭文字から始まる単語を言えば、相手に理解してもらえます。

M と n は区別しにくいですね。

そんなときは、「M」 は Mikey の 「M」、 「N」 は New York の 「N」 と説明しましょう。

Can I leave / take a message? と言い、 伝言はいつも残し、預かるようにしましょう。

お互いの時間を尊重し、より良いコミュニケーションを図るためです。

Business people are usually busy. Time is money!