“It’s sunny.” 晴れです。
“It’s rany…windy…cloudy.” 雨降り 風が強い 曇り。
“It’s snowy.” 雪です。
80人の子どもたちを前にすると、胸がドキドキします。
気に入ってもらえるかな、それとも単なる外国人の大きなおじさんに映るのかなと。 フレンドリー (friendly) な顔を探すと、なんと、みんながほほえんでいるではありませんか。
そこで 「card」 を使って、お天気のジェスチャー (gestrue) をします。
まず、sunnyから。
“How’s the weather?” (ハウズ ザウェザー)、 “It’s sunny.” と続け、思いっきり腕を伸ばし太陽の円を描きます。
子どもたちが同じようにすると、部屋中に太陽があふれました。
Snowy (スノウィー) は手のひらをぱっと広げて空で瞬く星のようにし、 ゆっくり下げて雪がちらちら降るジェスチャーに。
Raingy と Cloudy も同様に。
次に 「How’s the weather?」 song を歌いながら、 いろんなお天気のジェスチャーをします。
節はアメリカのフォークソング「オーマイダーリン」でおなじみの「愛しのクレメンタイン」 (My Darling Clementine) に合わせて。
みんなも体を動かしながら、思わず singing、歌っています。部屋中がswinging、揺れているようです。
子どもたちは夢中で、英語だけ使っているのに、まったく意識していません。この時こそ教師として生きがいを感じる瞬間です。
That’s why you are here. That’s why you are a teacher.
POINT
音楽と英語を、動作につなげることで、powerful lesson、効果的なレッスンになります。五感を働かせて学ぶと、忘れません。授業が体験に変わります。
私は単なる外国人ではなくなり、子どもたち自身も、国際社会の一員になりました。英語は何か「不安感を覚えるもの」ではなく、「楽しいもの」になりました。朝、お子さんたちに “How’s the weather? と聞いてみては。
ジェスチャーを交えて “It’s sunny と返ってきますよ。
2. カード使い、曲に合わせ
3. 動作に英語を重ねて
4. “英語の壁” 歌で超える
5. 五感を働かせて学ぼう
6. 会話のきっかけ大切に
7. 大切にしよう くだけた表現
8. 自然な会話のきっかけを
9. 相手の言葉に誠意を持って
10. 失敗を恐れず、少しずつ前へ
11. 多様な個性に合った学習を
12. 読書を楽しみ、異文化に触れる
13. 耳で覚えよう 速い英語
14. くだけた表現で自然な会話を
15. 会話をつなぐ意思を明確に
16. 思いやり 日米の違い
17. 説明する力をつけよう
18. 繰り返し聞いて確認しよう
19. 電話の英語表現を覚えよう
20. 「副詞」の表現を覚えよう
21. エピソードを語る場合は
22. カタカナ離れて英語の発音を
23. お見舞いは、言葉に出そう
24. 互いを語り、友達になろう
25. さよならの言葉は