むかし りんごのきが あって… かわいい ちびっこと なかよし。
「The Giving Tree」 (おおきな木、本田錦一郎訳・篠崎書林)
とても活発な小学2年生のコウジ君は、体を動かす英語の game が大好きです。
でも、私が picture book (絵本)を取り出し、読み語りを始めると、じっと座って集中します。
物語が展開するにつれ、英語でいろんな comment をしてくれます。
It’s snowing.
雪が降ってる。
He’s wearing a blue shirt.
青いシャツを着てるよ、といった具合に。
内容理解の確認と、何よりも楽しむために、わざと間違って読んだり、バカげた質問をしたりします。
すると子どもたちは、絵本の世界で学んだ英語を使って応えてくれます。
listing や reading を通じ、冒険の旅に出て、 英語を internalize (自分のものに)します。
さらに writing, speaking を加えた4技能を学ぶことは、 年齢にかかわらず大切です。大人にとっての読書は、vocabularyを増やし、その意味をより深く理解する手段です。
英語の本を読むことで、 imagi-nation を解き放てば、 辞書や学習の枠を超えることができます。でも読書の猛特訓は禁物。
子どもたちが純粋に読書を楽しめるよう、配慮しましょう。成長過程でたくさんの愛読書に出合ってほしいものです。
We want them to get used to reading so that they become a lover of books as they get order.
POINT
readming の学習法には3つあり、
▶ whole word approach
単語ごとに学ぶ。日本の漢字学習です▶ whole text apporach
その文脈の絵を見て、自分の知識を動員し、その内容を推測する▶ phonics
フォニックス。単語を音の単位ごとに学ぶ方法で、日本の子ども英語教育でも広く受け入れられています。例えば cat という単語なら、c から [k] という音を、a から[æ]を、 tから[t]を推測し、[kæt]と発音できるようにします。さて、なぜ reading が大切なのか。それは「第二言語」としての英語ではなく、 「外国語」としての英語だからです。
英語に触れる機会がなく、文化や歴史そのものを学ばなくてはいけないからです。
ビデオや音楽も有効ですが、本が best。さまざまなジャンルを楽しみながら読んでください。
Reading is to the mind what exercise is to the body.
2. カード使い、曲に合わせ
3. 動作に英語を重ねて
4. “英語の壁” 歌で超える
5. 五感を働かせて学ぼう
6. 会話のきっかけ大切に
7. 大切にしよう くだけた表現
8. 自然な会話のきっかけを
9. 相手の言葉に誠意を持って
10. 失敗を恐れず、少しずつ前へ
11. 多様な個性に合った学習を
12. 読書を楽しみ、異文化に触れる
13. 耳で覚えよう 速い英語
14. くだけた表現で自然な会話を
15. 会話をつなぐ意思を明確に
16. 思いやり 日米の違い
17. 説明する力をつけよう
18. 繰り返し聞いて確認しよう
19. 電話の英語表現を覚えよう
20. 「副詞」の表現を覚えよう
21. エピソードを語る場合は
22. カタカナ離れて英語の発音を
23. お見舞いは、言葉に出そう
24. 互いを語り、友達になろう
25. さよならの言葉は